いつの時代も、
真心と誠意の
「赤心」を胸に。

セキシングループは創業来50年以上にわたり、一貫して信義と信頼の根幹である「納期」や「品質」という約束を果たし、確かな信用を築き上げてきました。その中で常に遵守してきたのは、受注先や発注先、金融機関などの取引先様に敬意と感謝の念を抱くと同時に、取引において公正・公明・適正を期することです。「取引は金銭のみならず、赤心（嘘偽りのない真心）の交流こそが要である」との信念から、いかなる場合にもコンプライアンスにもとる行為を慎み、取引様にもご理解をお願いしております。

当社の沿革に見る通り、我々が歩んできた半世紀の道のりには好機だけでなく、思いもよらない数々の危機も存在しました。同じように、今後の未来を現時点で展望することは困難です。向こう5年の間でさえ、自動車業界を筆頭に革命的な変動が起こると言われます。モビリティーの進化はデジタライゼーションや6Gなどの技術革新を加速させ、想像を超えた社会変化をもたらすかもしれません。当社もいずれ、経営や業態の変革を迫られる場面に直面することもあるでしょう。

そんな、過去の成功体験が通用しない時代を切り拓く力になるのが、原点である真心と誠意を尽くす「赤心」の姿勢であり、ものづくりに対する飽くなき創意工夫です。大手企業様を中心に50年来の取引実績を持つ、大型映像装置や工作機械用計測機器の品質向上はもとより、得意とする多品種少量生産でお客様の変化するニーズに先回りして応えること。進化を遂げる産業界を支える一翼としての誇りを持ち、技術力の底上げや製造設備の充実、営業力の強化など、我々自身も絶えず発展を続けてまいります。

会長

ものづくりと歩んできた、
セキシンの半世紀。

セキシングループは、1968年（昭和43）、
東京目黒に設立した有限会社セキシン電子研究所に端を発します。
その後、滋賀県に設立したセキシン電子株式会社に生産工場の主体を移行。
1980年代から手がけた大型映像装置事業を礎に、
2000年代以降は自社製大型LEDビジョンの製造も本格的に開始し、
現在の3社体制を築き上げてきました。

時系列だけを追えば、順調な発展を遂げてきたように見えるかもしれません。
けれど、私たちの進んできた道に、約束された未来など一つもありませんでした。
先のことはわからない。わからないからこそ必死に前を向き、
お客様のため、社会のために何ができるかを考え、ものづくりで応える。
その積み重ねがセキシングループ50年という歩みにつながっています。