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SEKISHIN STORY 03 「システムコントローラ」

使う人によりそった「超特注品」で、
学びの舞台をもっとスマートに。

教育現場を支えるオンリーワンの製品づくり

教育現場を支える
オンリーワンの製品づくり

「あなたが大学を選ぶ時に重視することは?」2022年に全国の高校生を対象に行われた調査(※2)によると、その回答の第1位は「学びの内容」(88.1%)だったそうです。続いて「ネームバリュー」(56.9%)や「立地」(54.5%)が挙げられましたが、今や9割近い学生が大学をブランドではなく、学びたいことを学べるかどうかで選んでいる実態がうかがえます。入学希望者の総数が入学定員の総数を下回る「大学全入時代」の到来が予測される中、入学者獲得のためにも教育環境の充実は各大学の課題に。
そんな教育現場のニーズに、ICTの側面からひと役買っているのが私たちセキシンです。例を挙げると、授業を行う際にプロジェクターにパソコンの映像を投影するための制御を行う「システムコントローラ」。教員が操作しやすく、そして学生がストレスなく学べる環境を形にするべく、一つひとつの案件にオンリーワンの製品でお応えしています。

※2 https://info.studyplus.co.jp/2022/05/16/2376

つくるのは工場、でも使うのは現場なんだ

つくるのは工場、
でも使うのは現場なんだ

お客様のご要望にあわせた特注品の製作を得意とするセキシンですが、もともとシステムコントローラを専門とする設計部署があったわけではありません。そのため、回路設計の知見を持つ技術者を現場に専任で配備し、放送用機器やLED製品などの開発で培ってきた筐体の製造ノウハウを取り入れながら経験値を蓄積していきました。特に1台単位での受注となる本製品は、案件ごとにシステムの仕様が異なるケースが多く、前回の設計データが次回も使えるとは限りません。当初は制御したことのない機器を扱うと、いざ現場で実機を動かしても起動に時間がかかるなど想定外のトラブルが発生し、慌ててその場で対応することもありました。
「製品をつくるのは工場。でも、使うのは現場なんだ。だから設計資料を過信せず、必ずこの目で完成を見届けよう」私たちはこの時の教訓から、現在も製品の納品時は必ず現場で動作検証を行い、お客様が安心する顔を確かめた上で引き渡ししています。

業種を超えて社会に役立つものづくり

業種を超えて
社会に役立つものづくり

教室ごとに合わせた制御システムを個別につくることで複雑な操作が必要なく、教員のオペレーションの労力減に貢献するセキシンのシステムコントローラ。大学以外にも、視野を広げると球場の映像システムや企業のテレビ会議システムなど、あらゆる場面に展開が可能です。業種を問わず、困っている誰かがいればすぐさま駆けつけて、技術の力で解決したい。その想いを原動力に、セキシンはものづくりのまだ見ぬ可能性を追い求めていきます。